住宅ローンの支払いに追われ、早めに任意売却を決断
●ご相談内容
住宅ローンの返済が厳しくなり、早いうちに任意売却したいというご相談です。
Oさんは2年前に念願のマイホームであるマンションを購入しました。購入当時は夫婦共働きで収入も十分にあり、住宅ローンも問題なく払っていけると考えていました。
しかし、奥様が出産後、子育てのため仕事を退職。収入がOさん一人になると、普段の生活費に加えて子供の養育費も重なり、住宅ローンの支払いが難しくなっていきました。
奥様もパートで働くようになりましたが、何とか滞納だけはしないようにとローンの支払いに追われる生活が続いたため、Oさんは先のことを考えて早めに任意売却をすることをご相談に来られました。
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●活動内容・結果
Oさんのご自宅は、築年数が浅く、立地・住環境共に好条件の物件であったため、買い手がすぐに決まり任意売却がスムーズに完了しました。
また、早めにご相談に来られたことで任意売却の活動が始まるまでに時間があり、引越し先を十分に選んで頂けたことから、お引越しもスムーズに完了しました。
今回、Oさんは住宅ローンを滞納される前にご相談に来て頂きましたが、住宅ローンを滞納すると、ローンを分割で返済する権利が失われるだけでなく、ローン全額の一括返済を要求されてしまいます。
残債を一括で返済できない場合は「競売」といって、担保となっている自宅を強制的に売却し、その売却代金から借りたお金を回収されることになってしまいます。
競売はデメリットが多いため、このような状況を防ぐためには、1日でも早く任意売却の相談・合意を得ることが重要となります。