定年退職後、再就職出来ず自宅に競売通知が届いてしまった
仕事を定年退職されたTさんは、退職後に再就職する予定でした。しかし、病気を患い闘病生活となってしまったTさんは再就職ができず、収入が途絶えたことによって自宅に競売通知が届いてしまいました。
不安に思ったTさんはまず弁護士に相談しましたが、自己破産を薦められ、自宅に関しては何のアドバイスも貰えなかったそうです。「近所のこともあるので競売ではなく、引っ越しをしたい。そのための資金を任意売却で捻出したい」というご相談でした。
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Tさんからお話を伺い分かったことは、Tさんはこれまで約30年間、住宅ローンをしっかり払ってこられたため、残債が相場と変わらないくらいに減っておりました。そのため、債権者と価格交渉することなく、約2週間という短い期間で買主を見つけることができました。
競売までの期間も短かかったため、債権者と値段交渉などがあれば競売になっていたかもしれません。ぎりぎりのタイミングで任意売却が成功しました。