離婚した配偶者と住宅を購入した時の連帯債務者になったままであった・・・
今の家に住み続けたいのですが、どうしたら良いか教えてほしいとご相談頂きました。
詳しく状況をお聞きすると、現在、娘と二人で暮らしている家は、元旦那様(5年程前に離婚)が住宅ローンを組んで購入している住宅でした。
そこに突然金融機関から督促状が届き、訳が分からず元旦那様に連絡したところ、1年程前に会社をリストラされ収入が激減、自身の家賃・生活費の支払もままならない状況となってしまっていました。今まで何とか住宅ローンの返済を続けておられたのですが、遂には返済ができない状況となり、滞納してしまったと。なぜ私の所に督促状が届いたのか聞いたところ、購入時に住宅ローンの連帯保証人になっていたとのことでした。
このまま債権者と連絡を取らずに住宅ローン返済を放置していると債権回収会社へ債権譲渡され、競売になってしまい、今の家に住み続けることができなくなってしまいます。
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ご相談者様の意向に沿うべく、まずは弊社にて元旦那様と面談して税金滞納の有無など詳細状況を確認、弊社と元旦那様より、債権者へ任意売却での債務整理についての意向を伝えました。その後は、弊社にて粘り強く何度も債権者と交渉し、任意売却で進める合意を取り付けました。
ご相談者様は、売却後もそのまま住み続けることができるリースバックをご希望されており、その条件を受け入れて頂ける買手は、ご親族、投資家か不動産業者に限られます。ご親族にも相談しましたが協力は困難でしたので、投資家と不動産業者にご紹介、約2週間程で債権者の了解が得られる価格での購入者を見つけることができました。